HP ProLiant ML110 G6 でHyper-V

HP ProLiant ML110 G6をセットアップしました。

目的は複数のWindowsOS上でのテストを行うための環境構築です。
XP+IE6とか、Vista64bitとか。まあ、個人的にはあまり使いたくない環境...

とまあ、仮想環境の構築となるのですがH/W構成です。

CPU インテル Xeon X3450
RAM 8GB
HDD 2TB × 2本
ホストOS Windows Server 2008 R2 Enterprise (SRV08R2)
役割 Hyper-V 2.0

いろいろと紆余曲折がありましたので、メモしておきます。

内蔵SATA RAID機能でRAID1を構成したところ、ディスクアクセスが異常に遅い。

症状としては、HDDのアクセスランプが点灯しっぱなしとなり、WindowsXP仮想マシンのインストールに2時間以上かかる。といった具合です。

RAIDユーザー ガイドのP44の通りに構成して、ドライバは、ドライバのダウンロードページより入手して最新をインストールしました。
...というわけで、オンボードでのRAID1構成は断念。

システム パーティションが2本目のHDDに作成されてしまった。

2本目のHDDは、バックアップ先として利用しようとしていました。
1本目のHDDにSRV08R2をインストールしたところ、(インストール先の指定をしていない)2本目のHDDにシステムパーティションが作成されてしまいました。
2本目のHDDを開放する方法はあるようなのですが、面倒なので2本目を抜いて再インストールしました..orz

システムパーティションとは、「システムで予約済み」となっている100MBのパーティションの事で、下記に解説があります。

システム パーティションとブート パーティションについて< http://support.microsoft.com/kb/314470/ja >

バックアップについてはこちらに解説があります。

Windows Server 2008Windows Server バックアップの特徴 〜移行・導入・運用の豆情報〜 : 富士通 < http://primeserver.fujitsu.com/primergy/software/windows/os/wins2008/w2008-02-03.html >

Hyper-V ゲストOSのグラフィックはイマイチ

Hyper-V マネージャをWindows7へインストールして、このWindows7からHyper-VのゲストOSを利用しています。
AeroなUIはできませんでした。リモートデスクトップを使ったほうが綺麗に出ます。
マニュアル向けのスクリーンショット収集に、これらのゲストOSを使う予定だったので、残念な事になりました。

Hyper-Vマネージャから起動したWindows7

リモートデスクトップから起動Windows7

Hyper-Vのリモート管理についてはこちらを参考にしました。

Windows Server 2008Hyper-Vをリモートから管理する(HVRemote/ワークグループ編) − @IT
< http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1106hvremote/hvremote.html >

Hyper-V にはVMWareでいうところのNAT接続がない

Hyper-Vの中で閉じたネットワーク(内部)を利用すると、WindowsUpdateなど、外部に接続できなくなるということです。
ホストOS側でNATを構築しなければならないという事か...とりあえず「外部」(=VMWareのブリッジ接続)で使うことにしておきます。