クラウドコンピューティング本

2冊、一気に読みました。

SaaSのほか、AmazonHaaSSalesforceGoogleのPaaSがもたらす、さまざまなパワーについて。

将来、私たちは本当の意味でサービスの本質的なことだけを気にすれば良くなるのかなと。

  • サーバーは会社から居なくなる。
  • サーバーの運用技術は、データーセンター運営者だけが必要な知識になる。
  • サーバーの利用料金は、PCの電気料金よりも安くなる。
  • セキュリティ対策は、せいぜいソーシャルエンジニアリング対策だけがコストになる。
  • 情報システム開発における“非機能要件”定義は不要になる。

こんな感じの時代が来る。と想像します。


クラウド化する世界
クラウド化する世界
posted with amazlet at 09.10.30
ニコラス・G・カー Nicholas Carr
翔泳社
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5 ここ,これを行え,あちら
5 目の付け所はどこか?
4 クラウド化の背景や今後のコンピューティングと社会とのかかわりを書いた一冊
5 クラウドを批判的に検証する社会科学
5 ネットが人を変える・生活を変える

クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった
野村総合研究所 城田 真琴
東洋経済新報社
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5 クラウドの潮流が良く分かる
3 ITの最新潮流を知っていて損なし
5 クラウドの基本を知るにはいい本
4 社内のサーバーなんて、無用になる時代がもうすくそこに来ている
5 日本企業の取り得るポジションの考察があればよりよかったのだが