頭のいい段取りの技術
404 Blog Not Found:2008年の仕事始めまでに読んでおきたいビジネス書x10にて紹介されていた書籍です。
印象に残った部分をメモしておきます。
段取りの正体は「サービス精神」
次工程はお客様という言葉があります。
誰もが会社からみた顧客と直接にやりとりしているわけではありません。
でも「関係者」は絶対に居るわけです。「顧客満足」を「関係者満足」に置き換えて仕事に取り組むべきだと思います。
確実に決められた地点でゴールするためには、ゴールからの逆算が重要です
中島孝志氏の”締め切りからスケジュールを設定する「バックキャスト法」”を思い出しました。
”「できる人」の段取り力”も併せて読むことをオススメします。
「余裕は悪」という考えを改める
段取りが悪いと「悪なほど」の余裕が必要になってしまうのも問題ですね。
ビジネス文書は精読されないことを前提とせよ
文書作成に関する部分は必読です。非常に参考になります。
クリティカルパスで最重要項目を監視せよ
PERT図(アローダイアグラム)が紹介されています。
有効な手法だとは思うのですが、現場でなかなか活用されない手法のひとつですね...
著者の過剰なほどの段取り意識とムダ嫌いが読み取れます。
ソフトウェアエンジニアの経歴もあり、共感できる部分が多くありました。
全体的に読みやすい本です。新しいプロジェクトに取り掛かる前に読んでみてはいかがでしょうか。
- 作者: 藤沢晃治
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2007/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「できる人」の段取り力―これこそ、いい仕事ができる最強の能力だ! (知的生きかた文庫)
- 作者: 中島孝志
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2005/11
- メディア: 文庫
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