話題の会議本 - 秘伝すごい会議
読んでから、まだモヤモヤ〜っとしています。
- 作者: 大橋禅太郎,雨宮幸弘
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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会議への「秘伝のタレ」として紹介されている会議手法は、売上に直結する会議手法として詳細な手順まで紹介されています。
印象に残ったポイントをメモします。
会議とは何か?
他の本やウェブでも同じようなことが書かれていることですが、やはり本書でも
会議とは何をするところか?
- 意思決定をする場
- 約束を尊重する場
- 問題を解決する場
と記されています。
そうなんですよね。。会議メンバーの思惑や感情が前に出てくると、会議の役割をつい忘れがちになると思います。
発表の方法
1分でご記入下さい
5秒で答えを出して、55秒で書く。30分考えて出した答えと、86%は同じ答えが出ます。
1分で考えて、紙に記入し、全員が発表する。そうすることで、
一人一人が平等に意見を発表できる環境を創り出す
で、そうしないとこうなります。
紙に書かないで発表すると、スピーチ好きな方が2分3分平気で話します
紙に書いた以外のことを発表しない(しゃべり出し特に)と。
パワフルな表現
「どのようにすれば〜だろうか?」に変換してパワフルな表現を入れることをリクエストする
チームハックスでも紹介されていた課題の解決へ思考法。
感情的になっちゃうと、こうは行かないんですよね(泣)
というわけで
4回の会議のうち、1日目だけの感想になりました。といっても2/3は1日目にページが割かれていますが。
全体的な印象としては、文字通り「すごい会議」だと思います。
いわゆる”重い会議”を解消するヒントが記されていて、ドライなほどに生産的、参加者それぞれの”得たいこと”や、”言えない問題点”といった、”普通の会議では口に出すことの無い考え”までをあぶりだす作業が印象的でした。
しかし、自分達のやっている会議に当てはめるには、ある程度のカスタマイズが必要かなとも感じました。
経営会議や、新しいプロジェクトの立ち上げ、あるいは問題に当っているプロジェクトに適用するのがいいのか...
そしてトップダウンの段階的な会議がある場合など、それぞれの会議でどうカスタマイズできるのか。単純な報告会ってのもやはりあるわけで。
慣れるのに時間がかかるだろうし、最初の人選も大事になりそう。でモヤモヤ〜です(w
著者プロフィールに紹介されていた、 すごい会議には、著者の大橋禅太郎氏と雨宮幸弘氏が「すごいコーチ」して紹介されています。